ハワイで預金口座を開設するには・・・

ハワイに旅行に行ったついでにハワイの銀行で預金口座を開設して来たという話を聞くことがあります(一昔前はハワイでDrivers Licenceを簡単に取得したという話を聞きましたが今ではさすがにそれはできません)。米国では9.11以後マネーロンダリング防止のための措置が一段と厳しくなる中、ハワイ州は日本人が口座開設できる唯一の州といわれています。

開設方法は、パスポートを持参して銀行の窓口へ行くだけですが、日本の銀行が最近そうであるように事前予約が必要です。日本から電話して予約をするのは難しそうですがワイキキ支店であればどこの銀行でも日本語対応していますのでメールへ必要情報を送り、現地ではサインしておしまいとなります(パスポート確認だけは現地で銀行スタッフによる直接確認が必要)。あとは郵送でキャッシュカード(デビットカード機能付き)が送られてくるのを待つだけです。ただし記念カード発行してもらうノリで開設した場合、一定残高を下回ると口座管理料がかかってしまうので注意が必要です。

1ドル150円前後で推移している現在、なかなかハワイに行けないという方も多いと思います。しかし、いつになったら円高になるかわからな状態が続くと考えると円とドルに分散するタイミングを考える必要もない気がします。「円安に振れたらドルで買い物をし(日本でハワイの銀行のカードで買い物できます)」「円高に振れたらハワイに行って円のクレジットカードで買い物をする」という選択肢もあると思います。日本の銀行でドル預金をしているならハワイの銀行のドル預金にシフトした方が使い勝手はいいと思います。1ドル110円の時に日本の銀行にドル預金したお金を1ドル150円の時にハワイの銀行に預けなおしても為替差益課税はされません。

https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/shotoku/02/39.htm

 

 

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